隈研吾 – ところざわサクラタウン

東所沢にできた、あたらしい「ところざわサクラタウン」のプレオープン隈研吾展を見てきました。まず、その建物の外観に圧倒されました! 

中国から直接輸送したという、花崗岩の(デコボコの)割肌のタイルを外壁に敷き詰めた外観は、重厚感満点。近くで見ると、よくこれだけの石を持ってきて張り詰めたなぁと驚きます。

しかし、所沢の住宅地に突如現れた巨大建造物に、地元の方もさぞ驚かれたでしょうね・・。駅からの道で住宅の合間から見えるその姿はかなり異様でした。どの角度から見ても、圧巻です。

この日はまだプレオープンで、中の展示や外にある店舗はほとんどまだ工事中でしたが、「角川武蔵野ミュージアム」はオープンしており、そこで「隈研吾展」を開催していたので見てきました。

この建物の事はもちろん、隈さんの様々なこれまでの建築の模型や写真、ビデオなどもあり充実した内容でした。隈さんが語り掛けるような解説が付いていて、良い人柄が垣間見えて良かったです。

様々な模型も展示されていました。

建物に張り付けられた石の実物や、その貼り付け方、割肌とはなど、勉強になりました。

横には神社もあり、その佇まいもまた良かったです。近代的で神社のような教会のようなそのデザインも素晴らしいですね。

神社の天井に描かれた、天野さんの天井画も良かったです。

この、ところざわサクラタウン、角川書店のオフィスと情報発展拠点も兼ねており、アニメの聖地としても売り出そうとしているようで、しばらく観光名所になりそうですね。