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ローマ (3/3) ショッピング と 本場イタリア料理

ローマ旅行 2日目は、2012/1/1。この日は トレヴィの泉 から歩き始めました。正月の 朝イチ だったせいか、とても静かで人も少なく良かったです。(午後は人が多かった) お約束の コイン投げをしました。
そこから歩いて スペイン広場 に向かいました。 スペイン広場 は、大晦日の カウントダウン の際にはガラス瓶などが割れてすごい状態でしたが、さすが 観光都市、朝にはきれいサッパリ掃除されていました。 トリニタ・デイ・モンティ教会 で少し ミサ の様子を見てから、ベルニーニ の噴水の横で少し休憩しました。
スペイン広場噴水

その後は、スペイン広場の前から伸びる、ブランド・ショッピング街 を散策しましたが、予想通り正月ということでどこも閉まっていました。ただ、カフェは結構開いていたので、ゆっくりお茶してローマの街の雰囲気を楽しみました。イタリアのエスプレッソはどこもおいしいですね。
その後、ポポロ広場 に向かい、双子教会 を見ました。ほとんど同じような協会が並んでるけど、ちょっとだけ横幅が広い教会はどっちだ・・・と当てあったりしました。
ポポロ

その後、やはり「天使と悪魔」にも出てくる、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会に寄りました。ここはちょっと入り口が教会っぽくなくて、気をつけないと分かりにくかったですね。
ポポロ門は、かつて ローマ に入るための税関の役割だったようですが、門の形状を見ても、周囲の道路の状況などを見ても、まさにそうだったんだなぁと思いました。
この近くのフラミニオ駅から、次のバルベリーニ駅に向かいました。
ポポロ広場

バルベリーニ駅近くにある、テラッツァ・バルベリーニでお昼を食べましたが、ここはイタリアで食事した中で、家族全員一致で一番おいしかったです。バルベリーニ広場横の低層ビルの上にガラス張りの建物がある感じで、1Fの店舗(パンとか売ってる)から2Fへ上がる階段があります。明るく雰囲気も良かったですが、何と言ってもここは超おいしい!特に、野菜のラザニアや、薄めでパリパリの4種のチーズ・ピザがおいしかったですね。



その後で、クイリナーレ宮殿まで歩き、15:00からの衛兵交代式を見ました。日曜は盛大にやると聞いて行ってみたのですが・・・うーん、これは期待はずれ。なんか結構簡単な交代式で下調べしてたのと違いました。期待が大きすぎたせいかもしれませんが、同じ日曜でも正月は簡単な式にしているのかもしれません。
クイリナーレ近衛兵が、昔は教皇の住居、今は大統領の官邸だとあって、さすがに周りの警備は厳しそうでした。(下のアルファのパトカーはカッコよかったですが)
アルファパトカー

翌1月2日は、まずフォロ・ロマーノから。これもローマ・パスでそのまま入れましたが、入り口はすいてました。雨が降っていたので、パラティーノの丘には上がりませんでしたが、ローマ時代の柱や凱旋門を堪能しました。
フォロロマーノ

下のフォトの一番右端にちらっと見える建物はローマ市庁舎で、後述のカンピドリオ広場で正面のフォトが見られます。このローマ市庁舎は、2000年前の古代(日本だと弥生時代)の遺跡の上に、1000年弱前の中世の建物が建てられ、それを500年前のルネッサンス期にミケランジェロがリフォームした建物になっています。この側面から見ると、下からだんだん新しい時代になっていっているのが分かります。今も立派に現役で使われていますが、まさに歴史のミルフィーユですね!フォロロマーノ2

西側の門を出て階段を上がったら、そのままカンピドリオ広場につながっていますが、ここにロムルスとレムスの「カンピトリーノの雌狼の像」があります。(さりげなく道端に立っているので気をつけないと通り過ぎます) 双子のロムルスとレムスが狼の乳を飲む姿の像で、ローマを建国したロムルスが双子のレムスを暗殺して初代国王になったことで有名です。ロムルスはローマの語源だそうです。この像、サッカー・ファンには、ASローマの胸のマークで知られていますね。息子はこれを見て、後でローマのユニフォームを買ってました。
ロムルスとレムス

下のフォトのカンピドリオ広場は、ミケランジェロのデザインした幾何学模様の床が印象的です。正面のピンク色のビルはローマ市庁舎。先のフォロ・ロマーノから見えた、歴史のミルフィーユ建築物ですが、この側面から見える部分はルネッサンス期にミケランジェロがリフォームした部分です。幾何学模様の庭

正面から出て左に坂を下れば、マルチェッロ劇場(マルケッルス劇場)跡があります。コロッセオのモデルにもなった劇場でかなり古いはずですが、なんと窓にはサッシがはめてあり、人が住んでる風です。この建物の下半分は、2000年前の古代にカエサル(シーザー)が暗殺される前に建築を指示し、建築された劇場です。しかしその後、今から500年ほど前にその劇場の上に住居が建て増しされ、今は本当に人が住んでいるそうです。確かに裏にまわると途中からまるでアパートのような建物になっています。カエサルの遺跡の上に家を作っちゃうとは、さすがイタリア、やることが大胆です!マルチェッロ劇場

そのまま行くと、真実の口のある、サンタ・マリア・イン・コスメディアン教会があります。言うまでもなく、「ローマの休日」の名シーンで有名になりましたが、日本人だけでなく各国からの観光客で列をなしていました。(でも待ったのは10分くらいです) お約束で手を入れて写真撮りました。
そこから、ティベリーナ島を通って、船に乗ってみようと思っておりましたが、残念ながらその日は船は運行していなかったようです。仕方なく、真実の口広場からバス(175番)でテルミニ駅まで戻りましたが、これはこれでローマを一望しながらで良かったです。
テベレ川

ところが、ここで一つ事件が起こりました。テルミニ駅からスペイン広場のあるスパーニャ駅に地下鉄で移動したのですが、その車中での話です。隣にいた12-3歳くらいの女の子が、今何時?って感じで時計を見たいと言ってきたので、時計を見せてあげました。ところが、どうもそのカバンのあたりがもぞもぞします。ハッとして見たら別の子が、私のカバンの口を開けようとしているのです!私のカバンは口がマジック・テープになっていて、簡単には開けられないので助かりました。すぐに腕でブロックして、開けられないようにしました。良かった・・・と思って電車を降りてそのことを妻に話したら、妻のカバンのチャックが開いてる!・・・よく見たら、妻のカバンが開けられ、中から化粧ポーチがすられていました。

ローマには子供ギャングのスリが多いと聞いていましたが、まさか自分たちがスリに遭遇するとは・・・。それにしても、化粧ポーチでまだ良かったです。サイフとパスポートは奥だったので助かったようです。
どうりで電車に乗る時に、他のドアは人が少ないのに、こちらのドアに皆乗ろうとするのか、ちょっと不思議でした。女の子、7-8人だったと思います。うち一人が赤ちゃんを抱っこしていて(本物だったらしい)、その赤ちゃんの下でモゾモゾやって、妻のカバンからポーチをすったようです。ローマでは、子供は逮捕できないのでよくやっているようです・・・。やはりローマは気をつけないといけないですね。



1日に店が閉まっていてあまり買い物できなかったので、再度ローマの市街地に行き、買い物しました。ブランド物は、円高のせいか、やはり結構安かったですね。私の好きなエルメネジルド・ゼニアのネクタイ、130ユーロでした。(その日のレートで13000円・・日本では2万円はすると思う) ちなみに空港内のゼニアでは105ユーロ程度で、やはり消費税分安い感じでしたが、空港の店は種類が少なくて良いのが無かったので、市街地で買っておいてよかったです。

ブランドは日本とそれほど変わりませんが、800年くらい前からある、ファブリアーノという紙をテーマにした文具屋さんと、ヴェルテッキという雑貨屋さんのような文具屋さんの二つが特に良かったです。きれいな色使いの雑貨がたくさんありました。やはりイタリアはデザインのセンスが良いですね。以下は ファブリアーノ (Fabriano) で購入した、スリムでカラフルな色使いの名刺入れです。

fabliano

この夜は、Tomoko Tudiniで食事をしました。ネットのテルミニ駅周辺のレストラン・ランキングで1位だったので行ってみたのですが、味はまあまあといった感じでした。お会計をしていただいた年配の女性がオーナーの朋子さんだと思いますが、オーナーが日本人の割には、メニューの日本語訳はかなり面白かったです。
この近くは、外から見える壁画がかなり壮大で美しいサンタ・マリア・マッジョーレ聖堂(下)
があったり、サッカー関係の店があったりで、食事の前に散歩しましたが、それなりに面白い地域でした。
サンタマリア・マッジョーレ聖堂

そんなこんなで、現地は正味3日間でしたが、ローマを満喫することができました。結構勉強して行ったつもりでしたが、やはり実際に回ってみると、もっと勉強しておけば良かったなぁと思いました。実は、20年前(1990年)に行った時に同じ事を思い、今回はいろいろ調べておいたのですが、それでも美術館で絵を見た時にその背景や価値について理解が不十分だったり、どの建築物がいつの時代のものか前後関係が分からなかったりと、少し消化不足でしたね。

でもローマの歴史については、以下のように自分なりにまとめておいたので、それなりに整理できました。(間違いがあったら教えてください)
これからローマを訪れる方は、がんばって勉強してから行ってくださいね!

ローマの歴史



⇒初日のローマのスペイン広場と年越しカウントダウンは、こちら


 

ローマ (2/3) コロッセオ など遺跡めぐり

観光初日の 12/31、 サンピエトロ大聖堂 を出てしばらく行ったところの ピザ屋 で昼食を食べました。ここは通り沿いの お土産モノ屋兼のおしゃれな ピザ屋 でしたが、味は今ひとつでした・・。 ローマの食事は店によってかなり差がありますね。

次に サンタンジェロ城  (聖天使城) を訪ね、一番上に 天使の像があるのを見て 「天使と悪魔」 に出てきたのを思い出しました。 ローマ旅行 の前後に、「天使と悪魔」 と 「ローマの休日」 見ておくと、さらに面白さが増しますね。サンタンジェロ橋 を、ローマの休日 のアン王女 がギターで殴りかかったのはココだよねぇと言いながら渡りました。そこにある ベルニーニの天使 の彫刻 はさすが素晴らしいですね。この橋から見る サン・ピエトロ大聖堂 もなかなかです。
サンタンジェロ城

その後、コヴェルノ・ヴェッキオ通り というローマらしい裏路地を通りながら、ナボーナ広場 に向かいました。ローマは遺跡めぐりもいいですが、こういった裏路地がイタリアっぽくて雰囲気良いです。
ローマ裏路地

ナヴォーナ広場は、年末のせいか出店も多く、メリー・ゴーランドまで置いてあって大勢の人が集まっていました。年末年始のお祭りだったようです。かつて陸上競技場だったことが良くわかる、細長の広場は市民の憩いの場ですね。
ローマ露店

ここでは、日本のしめ縄飾りのようなほうきがたくさん売ってました。イタリアでは、今年一年あった事の厄払いの意味があるようですね。おみやげにいくつか買いました。(が、一部帰国後虫が発生してしまいました・・)
ローマほうき

人が多すぎてゆっくり見れませんでしたが、ここにあるベルニーニの噴水も、重厚で立派なものが多かったですね。これは地下水路でトレヴィの泉とつながっているそうですよ。
ローマ塔

そこから歩いてそのまま パンテオン に行きました。ローマでも最古の建造物の一つですが、ドームの部分など2000年近くも前に建てられたものとは思えない重厚さに圧倒されました。ローマ時代の高度なコンクリート技術によってここまでほとんど無傷で残っているそうです。中にラファエロの柩もあります。こちらも「天使と悪魔」にも出てきましたね。
ローマパンテオン

次に、サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会 に行きましたが、休館中のようでした。ロマーノ の 受胎告知 が見たかったのですが、残念です。

次に、ヴェネツィア広場 と ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂 を観ました。ここで馬車に乗ろうかと思いましたが、ぐるっと回ってコロッセオまで100ユーロと言われて、ちょっとあきらめました。ここは大晦日にイタリアのロック・スターであるネグラマーロ(Negramaro)のコンサートが開催されるようで、大規模なコンサートの準備中でした。
ローマ宮殿

そこから真っ直ぐ歩いて、コロッセオ に向かいました。さすがに人がたくさん並んでいましたが、ローマ・パスを買っていたおかげで並ばず入れました。ローマ・パス、便利です!
コロッセオ内部

映画「グラディエーター」を思い出しながら、しばらくその雄大な建築物に浸りました。ただ、コロッセオの外壁の向かって右側が白っぽくて、左側が黒っぽいのは、昨今のイタリアの財政難により、右側の洗浄が終わったところで予算切れになり、左側がまだ洗浄できていないからだそうです・・・。こんなところまでイタリアの財政危機が進んでいるとは。最も、多少道路が汚いところもありましたが、財政難を感じたのはここくらいでした。その後、コロッセオ駅から地下鉄B線に乗りました。  
コロッセオ

夕食は クイリナーレ・ホテル の向かい側のゼウス(地下)で食べました。ここは日本語のメニューもあり、リゾットやカルボナーラ、カツレツなどがおいしかったですね。だいたいテルミニ駅近くの大きめのレストランには日本語のメニューがあり(変な訳で楽しめます!)、イタリア語が分からなくても食事は楽しめます。

夜はブランド街にも行ってみましたが、FENDIのビルなどはものすごい凝ったイルミネーションで、きれいでした。さすがイタリアですね。
fendi

⇒3日目のローマのショッピングと本場イタリア料理は、こちら




 

ローマ (1/3) スペイン広場 で年越し カウントダウン

年末年始に家族で ローマ を旅してきました。
泊まったホテルは、クイリナーレ・ホテル。ローマの テルミニ駅 から徒歩5分くらいで、共和国広場 のすぐ近くです。行きの アリタリア航空 の到着が夜だったので、駅から近くで便利でした。やや古いホテルで由緒正しい感じでしたが、部屋もきれいで朝食もおいしかったので、合格点ですね。冬でドアの下に少し隙間があってちょっと寒かったですが・・。あと、フロントのサービスはもう少し良くして欲しいけど・・。ツイン・ベッドが2つ並べてあるタイプで、家族 でも快適に過ごせました。

クイリナーレ

ちなみに、ローマ の フィウミチーノ空港 (レオナルド・ダビンチ空港) からテルミニ駅までは、 レオナルド・エクスプレス で30分。とてもきれいな列車で快適でした。乗る手前で切符を買う必要があるので、ご注意を。
エクスプレス


初日は12月31日だったのですが、まずは バチカン美術館 を訪れました。地下鉄A線 オッタビアーノ駅 から徒歩10分程度で、開館は9:00からです。Webで9:00から予約していたので、9:00頃行きましたが、入り口は長蛇の列でした。予約しておいたので、列に並ばなくて済んで良かったです。是非日本からネットで予約しておくことをお勧めします!

ラファエロの間 や、システィーナ礼拝堂 はやはりすばらしく、芸術を堪能しました。システィーナ礼拝堂 は、写真や私語は厳禁で、最後の審判の壮大さすばらしく、さすが コンクラーベ も行われる神聖ば場所だなという感じでした。下はラファエロ作の アテナイの学堂 のプラトン、アリストテレスの絵ですが、こういった主要な絵については、その歴史をWikiとかで少し勉強していくと感動も増しますね。

ヴァチカン壁画

次に、同じバチカン市国の サン・ピエトロ大聖堂 に行きました。美術館の中からは行けないようで、外周をぐるっと回って行く感じでした。まだ大きなクリスマス・ツリーが残っていて、大聖堂も日の光を浴びてきれいでしたね。
ヴァチカン夕暮れ

広場のあるポイントに立つと(床に印有り)、そこだけ全ての柱が前後に重なって柱の向こうが見えるようになるのを実体験して感動しました。
ヴァチカン柱

サン・ピエトロ大聖堂の中は、その荘厳さに圧倒されましたが、入ってすぐのミケランジェロのピエタ像はその中でも繊細で一番素晴らしいですね。
ダビンチ像

また、青銅製の大天蓋(下右)の迫力には本当に圧倒されました。
ヴァチカン聖堂

ただ残念だったのは、クーポラに登ってローマの景色を見るのを楽しみにしていましたが、人が多すぎたせいか、閉鎖されていたようです。(入り口もよく分からなかったけど、外にあったようで・・)
夜ももう一度行きましたが、サン・ピエトロ大聖堂のライトアップもかなりきれいです。ただ、夜の22:00ごろからは、広場も閉鎖するようで締め出されました。
ヴァチカンと月

ヴァチカン夜

その後は、新年の カウントダウン をやるらしいという噂を聞いて、スペイン広場に行きました。零時が近づくにつれ、人がどんどん増えてきて、爆竹や花火がドンドン鳴って、ものすごい騒ぎでした。
スペイン広場夜

夜中なのに、スペイン広場が人で埋まってしまいました。
スペイン広場カウントダウン

零時になったところで、方々で花火が上がり始め、スペイン広場の上のトリニタ・デイ・モンティ教会の前に行くと、コロッセオの方面や、バチカンの方面や、テヴェレ川の方など、様々な方向から花火が上がってみるのが見え、すばらしい眺めでした。イタリア人の人たちの盛り上がりも最高潮!写真の右の奥がサン・ピエトロ大聖堂です。
スペイン広場花火1

下の花火の写真は、左がスペイン広場前のブランド・ストリートで、真ん中奥の方がサン・ピエトロ大聖堂です。
スペイン広場花火2

さすが陽気なイタリア人というか、盛り上がって大騒ぎでした。歩いていると足元に爆竹を落とされ、すごい音で爆発したり、皆が座っている横でドラゴン花火に火を付けたり。果ては発煙筒でものすごい煙になり、皆逃げ回ったりしてましたが、まあそれはそれで皆楽しんでました。ワイン瓶を投げたりする人もいるので、下はガラスの破片だらけでちょっと危ないところもありました。

一番すごかったのは、帰りの地下鉄で、満員の地下鉄の中で大勢でサッカーの歌を歌いながらジャンプし始め、電車がものすごい揺れていました・・・。(地下鉄は夜中2:30までやってました) スペイン広場のカウントダウンは、とても素晴らしい思い出に残る夜でしたが、女性や子供だけで行くのはちょっとオススメできませんね・・・。

なお、このシリーズは、以下の行程でのローマ旅行記です!
ローマ行程表1
   ローマ行程表2





⇒2日目の遺跡めぐりは、こちら