Ise – 「伊勢神宮」 内宮参拝と おかげ横丁

伊勢神宮の参拝は、外宮参拝の後に、内宮参拝。 実際に 内宮 に行ってみると、にぎやかな 「おかげ横丁」 の先に神聖な別世界があるかのようです。内宮 は以下の 宇治橋 で 五十鈴川 を渡った先にあります。

伊勢神宮内橋

橋は 右側通行になっていますが、これはその先の、手水舎 という水場 の位置によって決まっているそうです。 (外宮は左側通行)

実際に渡ると 小さな森の中に入り込んだようで、以下のような美しい庭もあり、まさに別世界。人も多く、シャリシャリと 砂利を踏む人々の足音は聞こえますが、それでも 何か シーンと張り詰めた空気を感じます。

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鳥居をお辞儀してくぐっていくと、その先の正宮(御正殿)に着きます。以下のように多くの人が流れて行くのですぐ分かりますが、その神聖な雰囲気のためか皆、言葉少なめです。「二拝(敬礼二回)、二拍手、一拝(最敬礼一回)」で参拝します。こちらは何かお願いをするというよりは、これまでの感謝の意を伝える場所との事です。

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実際のお願いをするのは、内宮の敷地にある別宮の「荒祭宮」。こちらで心ゆくまで、自分のお願いをしましょう。

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敷地内には多くの杉の木がありますが、その中でも以下のように一番堂々とした雰囲気の杉の木があり、皆がそのパワースポットにあやかるために触ります。伊勢神宮は単なる正宮などの建物があるだけでなく、そのお宮を作るための杉の木や、それを育む森が一体となっている事を感じることができます。

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以下の写真は、左が内宮で右が おかげ横丁。真ん中が、五十鈴川ですが、右と左が別の正解として隔てられている雰囲気が良く分かるりますね。左の森や山全体が内宮を形成している大切な場所なのです。

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それでは、右の俗世、おかげ横丁に行ってみましょう。

実際には、宇治橋を渡って内宮を出ると、そこから続くのは「おはらい町」です。たくさんの食べ物屋さんや雑貨屋さんが並んでいてとても楽しい通りになっていますが、その中ほどに以下の看板があり、そこからが「おかげ横丁」になります。

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手前の橋の上から見ると以下のようになっていて、狭い路地に所狭しと楽しいお店が並んでいます。その路地に人が縦横無尽にひしめいている感じで、歩いているだけでワクワクしてきます。

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その入り口にあるのが、以下の赤福さんの本店。あんころ餅で有名ですよね。やっぱり伊勢のおみやげと言えば赤福。赤福さんの子会社がこちらのおかげ横丁を管理されているようで、この立地もうなずけます。

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赤福さんが旗を振って街並みを統一したおかげで、妻入り様式など昔ながらの風情の建物が軒を連ね、この辺りは江戸時代にタイムスリップしたような場所になっています。この日はちょうどゴールデンウイークでしたが、赤福を勝ったら以下のような子供の日の記念の絵が入っていました。ちょっとレアで貴重な絵ですね。

伊勢志摩 赤福

おかげ横丁には様々な雑貨屋さんや食べ物屋さんがありますが、この日は訪れた直前にできた「もくとん」さんで食事をしました。広いお二階もあって、ゆっくりできます。

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食べたのはまず何と言っても見た目インパクトが垂涎の 「豚かば丼」。実際普通盛りでもボリューム満点ですが、かかっているソースもおいしく最高です。これが1000円ちょっととは、安い!

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もう一つは以下の 「豚スペアリブ膳」。こちらも甘辛のタレが良く染み込んだ肉厚スペアリブの炭火焼の香ばしさが抜群で、絶品でした。これもボリュームたっぷりで、1290円でお薦めです。

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おはらい町には他にも、伊勢うどんや、松坂牛コロッケ、豚捨の牛丼などおいしい名物がたくさん!

でも、夕方5時くらいには結構閉まってしまうので、早めに行って楽しみましょうー。

⇒伊勢神宮の参拝の仕方 – 外宮編

⇒伊勢志摩の絶景、英虞湾・賢島と、真珠島