上の フォト の右の高いビルは、本日 2016年4月27日 に上海の中心部にオープンした 「上海タワー(上海中心)」。また新しい 上海の観光スポット が出現しましたね。ビル全体に字が流れて表示されるのが、かなりインパクトあります。近くに寄ると・・・
一番上の回る文字も目を引きますが、本体を下から上に流れる文字もかなり斬新です。よく見ると、全体が シースルー になっており、中に大きさの違う光の輪が何十にも重なっているように見えます。で、632m。ドバイ の ブリュジュ・ハリファ に次ぐ世界第二位の高さのビルです。これまでインパクトがあると思っていた左の栓抜き型ビル 「上海環球金融中心」 も、今やかすんでしまいます。地元の新聞でも以下のように、中国で最も高い 「中国第一高楼」 として紹介されていました。上海に来る度に、一体いつできるんだろう?と思ってましたが、ちょうどオープンした時に見られて良かったです。
ちなみに文字が流れていくところが静止画では解りにくいと思いますので、以下に動画。
ちなみに皆さん、飛行機で空港に着いてから、どのようにして上海中心部に行かれていますでしょうか?一番簡単なのは、タクシーで空港から行くことです。200元(3600円)ちょっとでしょうか。その場合はあらかじめ、行き先やホテルの名前や住所を紙に書いておいて、見せると良いです。中国の運転手さんは、ほとんど英語が通じません。(というか、日本と英語の発音がかなり違います)
もう一つは、「MAGREV(マグレブ:磁浮)」 と呼ばれる リニアモーターカー を利用する手もあります。時速400km以上の高速で空港から市内まで50元(900円)、15分程度で運んでくれます。空港からMaglevの表示を目指して歩き、入り口の窓口で「エコノミー」って言って50元出すとカードのような切符をくれます。それを改札機の上手前にピッてすると入れます。(出る時は手前上のカードを入れる穴に入れて回収)
以下のフォトは、そのリニア・モーターカー MAGLEVから後方の空港を写したものです。ちなみに一番手前に見える平坦なコンクリートの道みたいなのが リニア・モーターカーのレール。この上を時速400kmで走るんだからすごいですよね。でも、快適です。その一つ向こうの線路に電車が走っていますが、この鉄道2号線を使って空港から市内に出ることも可能です。(1時間くらいかかります)
「龍陽路」駅(注:中国の漢字は異なっていて、以下右下★参照)で降りたらタクシー乗り場があります。が・・・、ここのタクシーは注意してください。私も一度やられましたが、600元くらい取られました。結構多いようです。そこでお勧めは、タクシーではなく地下鉄です。
上海の地下鉄は思ったよりもキレイで、安全で安心です!龍陽路駅からトップのフォトの 上海タワーや テレビ塔とかがある場所までは20分ちょっとで、4元(80円)程度と激安です。
が、最初ちょっと慣れないとチケットを買いにくいので、ガイドします。
まず必ず上海地下鉄路線図で、行き先が何号線(号銭)の何駅(中国漢字)を確認しておいてください。トップのフォトのような「テレビ塔(東方明珠電視塔)」等があるのは、(緑の)2号線の「陸家嘴」駅(地図の左上)です。
駅の改札口の前に必ずある券売機で、下にある何号線かのところを押し、何駅かを押すと、金額(3元とか4元とか)が表示されるので右からお金を入れてください。そうすると、カードが出てきます。それだけです!中国の漢字がちょっと日本と異なるので、注意して覚えておいてくださいね。(でもだいたい漢字が分かるのが日本人のメリットです)
緑の2号線の「南京東路」駅(左上)は、一番にぎやかな繁華街です。
そこから川に向かって歩くと、「外灘(バンド)」という川沿いの道にでます。そこは国連開催で有名な平和飯店など、様々な中国の歴史的建物が並んでいます。
そのバンドから川の方を見ると、トップのフォトのような上海の夜景を見ることができます。
その 「南京東路」 駅から南に10号線で一駅行くと 「豫園(よえん)」駅で、この駅のすぐ近くに有名な中国庭園があります。ここにある小龍包のお店は絶大な人気ですね。
南京東路 駅から北に10号線で3駅行くと 「海倫路」駅ですが、シェラトン・ホテル(部屋は以下)はこちらの駅が最寄になります。このように、この南京東路は上海の交通の要所ですので、おさえておくと便利です。
地下鉄をマスターすると本当に上海を楽しめるようになりますので、是非チャレンジしてください!