秋田の竿燈まつりに行ってきました。想像以上の迫力!まずは以下のビデオをご覧ください。
私は、青森ねぶた祭りの次の日に秋田に移動して、秋田竿燈まつりに参加しました。8月上旬の同じ時期に東北でお祭りがあるのは、お祭りのハシゴができて便利ですね。
秋田市に着くと、以下のように既に 竿燈まつりのスタンバイが始まっていました。竹の先にたくさんのチョウチン(提灯)がくっついています。地面で見ると結構大きく感じ、これを担ぐのかと思いました。
暗くなると、いよいよお祭りの開始です。竿燈大通り沿いに、以下のように竿燈がずらり。とっても壮観です。しかもよく見るとそれぞれ一人の人がバランスを取りながら担いでいます。
それぞれの人が、手のひらだけで支えたり、肩に乗せたり、腰に乗せたり。それぞれアクロバティックな担ぎ方で技を競っています。中には以下のように、竿燈どうしを至近距離で掲げてぶつけ合ったりして、なかなかの迫力。
しかも、さすがにみんな上手いから倒したりしないよね・・・と思いきや、平気でバッサバッサと倒れて観客席に飛び込んだりします。そのハラハラ感がたまらなく面白い! 倒れても何度も何度も担ぎ直して、人が入れ替わりながらパフォーマンスを繰り返す様子に、徐々に盛り上がりも最高潮。竿燈まつりは、人がパフォーマンスがメインのお祭りであることが良くわかりました。
中でも特によかったのが、以下の子供の竿燈。かわいい男の子が一生懸命小さめの竿燈を持ち上げる姿に、ついつい声をあげて応援してしまいました。持ち上げた後の男の子のドヤ顔がとっても印象的で、こうやって小さい頃からお祭りに馴染んで、大人になっても竿燈担ぐんだろうなぁと思いました。
竿燈は少しずつ移動しながらパフォーマンスを繰り返すので、いろいろなグループの竿燈を観る事ができます。それぞれのチームでパフォーマンスのカラーがあって、それも楽しみの一つですね。終了後、観覧客も竿燈を担がせてもらえるのですが、上の子供用竿燈も以外に重たいのに、びっくりしました。
以下はお昼間に撮ったものですが、右のように道の中央分離帯にイスが並べてあって、そこで観覧できるようになっています。左側に地べたに座っている人も多いですが、やっぱり椅子の方が楽なのと、高い視点で観る事ができるので、観覧席の予約をお勧めします。
以下は秋田駅の近くの蓮池。結構大きな池で、蓮の花がきれいでした。夜のお祭りまでは、市内観光も良いですよね。
私はJTBのツアーで参加したのですが、青森から秋田に移動した際に時間に余裕があったため、秋田の武家屋敷に連れて行ってくれました。こういった場所があることも知らなかったのですが、以下のように昔ながらの街並みに古民家が並んでいて、実際に入って観られるのでとてもよかったです。
以下は名物の稲庭うどん。さすが本場で、美味しかったです。武家屋敷の青柳家の中のレストランでいただきました。ここは意外と穴場かも。
青柳家には以下のような建物も残っています。味がありますよね。
暑かったので、アイスでも食べようとしたら・・秋田のいろんなところで売っていたのが以下のアイス、「ババヘラ」。なんか色はカワイイけど、こんなアイス見たことない!と、買って食べてみました。お店のおばちゃんいわくは、昔から「婆(ババ)」がヘラでアイスクリームをよそってお花の形にして子供たちに食べさせていたので、名前が付いたとか。なんか昔懐かしい味でしたが、これも秋田文化ですね!
秋田は、竿燈祭りやババヘラの他にも、ナマハゲやキリタンポなど、独特の文化で培われた名物がたくさんあります。秋田ならではをたっぷり楽しみましょうー。