2016年5月 に開催される、伊勢志摩サミット。これをきっかけに、国内・外で 伊勢神宮 がさらに脚光を浴びるのは間違いないですね。ということで、伊勢神宮 に参拝しました。伊勢神宮 は、外宮・内宮 の順番でお参りしますので、まずは外宮(げくう)から。
伊勢神宮の外宮は 「伊勢市」 駅から歩けます。伊勢市は、近鉄名古屋駅から特急で1時間半ちょっとで着きます。私は朝 7:30頃 東京から出て、11時ごろに着きました。伊勢市駅前は以下の感じで、この商店街を真っ直ぐ歩きます。
途中、以下のような味のある老舗旅館とかあるので景色も楽しめます。
この時はちょうど 伊勢志摩サミット 直前だったため、以下のようなポスターが貼ってありました。なかなか粋なデザインですよね。
以下の、いつも行列ができているソフトクリーム屋さんが見えたら、そろそろです。駅からは歩いて15分くらいでしょうか。
いよいよ伊勢神宮の「外宮」入り口です。「げくう」と読みます。以下の真ん中奥に鳥居が見えますが、ここからが外宮です。
入り口前に以下のように書いてありました。外宮の正式名称は「豊受大神宮」で、産業の神さまということですね。これはビジネス成功をお祈りするのにもって来いですね。
入り口にある橋が「火除け橋」。この橋で川を渡って敷地に入ります。伊勢神宮は、ここが人の領域から神様の領域に入るような気持ちになって、背筋が伸びますね。
まずは 「手水舎(てみずしゃ)」 がありますので、こちらで清めます。右手で柄杓を持って、左手を洗い、持ち替えて右手を洗って、手で口をすすいだ上で、柄杓の先を上に向けて取っ手を洗い流した上で、戻します。
正宮まで以下のようないくつかの鳥居がありますが、この鳥居をくぐる度に一礼してからくぐるのが慣わしです。一つずつ神様に近づいていく気持ちですね。
途中で以下のように人が集まって石に手をかざしている場所があります。これが「三つ石」。いわゆるパワースポットですね。神聖な場所に近づき、なんだか本当にパワーがもらえそうな気になります。手をかざすと温かさを感じるそうですが、あなたも感じましたか?
以下の「神楽殿」もあります。
途中、以下のようなきれいな池があります。これを過ぎるともうすぐ外宮の正宮です。
すると、以下のように外宮の正宮の入り口に着きます。中に入ったら写真は撮れません。並んで順番が来たら、お祈りします。お賽銭は不要という話もありますが、一応入れる場所はありました。二回礼をしてから、手を二回たたき、手を合わせて一礼します。正宮は何かお願い事をする所ではなく、日々の御礼をするところなので感謝の気持ちを唱えましょう。
上の写真の真ん中に、カーテンのようにひらひらしている部分があるのですが、この奥に以下のような本殿への扉があります。上の方には本殿の屋根の上の、金色の丸太が見えます。
隣には、20年に一度の遷移した前の正宮跡が以下のような感じになっています。これはこれでとても神聖な空気を感じました。
他にもいくつか別宮があるため時間がある限り回っていただきたいですが、私は必ず以下の「多賀宮」にお参りします。こちらが自分のお願いを伝える別宮ですね。
最後、帰り際に入り口にある「せんぐう館」に入られることを、お勧めします。なんせ伊勢神宮はあまり正宮に近づけないため、建築物ファンの私としては残念なのですが、この博物館には伊勢神宮の一部の実物大コピーがあり、柱や萱葺き屋根の作り方の詳細な解説もあり、とってもためになります。以下のようなきれいな池の休憩場所もありますので、是非訪れてください!
火除け橋を渡って外宮の外に出ると、すぐにバス乗り場があり、そこから頻繁に内宮行きのバスが出ています。次はいよいよ内宮への参拝です!