スペイン バルセロナ について、写真 を中心にご紹介します。まずは、トップ にも フォト(南側の プラサ・デ・ラ・サグラダ・ファミリア公園 から撮ったもの)があります バルセロナ サグラダ・ファミリア からです。(写真は2006年のものです)
上の写真は、サグラダ・ファミリア の公園側で下から撮ったところです。全景写真では分かりにくいですが、このように入り口の ファサード の周りにものすごい数の彫刻が彫られています。なるほど、この装飾があるから100年以上建築していてもまだ完成してないのですね。
下は公園でない西側にある、「受難のファサード」ですが、こちらには聖書のストーリーが刻み込まれています。単なる建造物ではなく、宗教的な重みを感じる部分です。
サグラダ・ファミリア はエレベータで塔の上にのぼることができ(有料)、そこから以下のように バルセロナ の街を一望することができます。この隙間の周りの石を見ていただくとかなり古そうに感じると思います。100年の建築期間の歴史を感じますね。
以下の写真は塔の途中から他の塔を見たところですが、真ん中の塔の鉄筋がむき出しで建造中なのが良く分かります。
サグラダ・ファミリア の地下には 博物館 があり、そこには建築に実際に使われている模型などが設置されています。以下は完成した時の図ですが、真ん中にかなり大きな塔が立っているのが分かると思います。全部で18本建築される予定で、まだ半分以上が建築中です。
設計した アントニオ・ガウディ が亡くなってから数十年もの間、遺志をついで建築が進められたのはこういった建築モデルの模型のおかげだと思います。さすが世界の アーキテクト、その設計思想が分かりやすく モデル化され、後継者に受け継がれています。
特に外観からは分からないのですが、内部にある柱やそれが支える天井は以下のような曲線を多用したデザインになっており、ガウディらしさを感じます。
サグラダ・ファミリアは、以下のようにバルセロナの街のいたるところから見えるようになっています。本当にこの街のシンボルですね。
次は、アントニオ・ガウディの代表的建築物のカサ・ミラと、カサ・バトリョです。この二つは歩いて数分の近いところにあります。
カサ・ミラは波のような壁面が印象的ですが、今でも本当に人が住んでいます。この時は上がれませんでしたが、屋上に上がることができ独特の空間を楽しめます。
カサ・バトリョは以下のように細長いマンション風で、こちらも人が住んでいます。以前、ガウディに憧れた漫画家の井上雄彦さんも住んでいたことで有名です。
壁面は以下のようにカラフルに装飾され、天井やバルコニーの曲線が美しいです。天井の瓦がどうなっているのか、近づいて見てみたいと思いましたが・・。
夜になったらライトアップされ、以下のようにさらにきれいです。
最後に紹介するガウディの作品は、以下のグエル公園です。ガウディのスポンサーでもあるグエルさんのために建築した公園と邸宅ですが、タイルの断片を再利用して作った壁と、ここから一望できるバルセロナが美しいです。
以下のトカゲのオブジェも有名ですよね。ここでの記念撮影は絶対です!
グエル公園のすごいところは、以下のように公園の下部に雨水を貯めて再利用するための仕組みがあるところです。美しいデザインだけでなく、先進的な都市機能が組み込まれているところが素晴らしいですね。
私は、少し時間がかかりましたが、カサ・バトリョからカサ・ミラ、サグラダ・ファミリアを経由し、グエル公園まで歩きました。おかがでバルセロナの街を堪能できましたよ!
また、バルセロナの街中には、以下のようにピカソの絵の前でパフォーマンスをしている人が居たり、地中海の望める港では素晴らしい景色と料理が楽しめたりで、散策が本当に楽しい街です。
スペインは、パエリアなどの料理もワインも安くておいしいですし、たくさんの芸術も楽しめますし、海外旅行には一番おすすめの場所です!