ロンドン は、ビッグベン などの伝統的な 観光地 も良いですが、その少し東側も、新しい 観光名所 など思わぬ発見があり、楽しめます。以下の観光マップの右下のあたりです。
セント・ポール大聖堂
伝統的観光地である 「セント・ポール大聖堂」 から歩いてみましょう。正面の入り口は以下のようにそびえ立つ立派な寺院です。この日は平日だったので、周囲のオフィスで働いているOLの人たちが階段に座ってお弁当食べたりしていました。意外とオフィス街の憩いの場なのですね。
セント・ポール大聖堂 を横に回ると以下のように見えます。教会のお手本のような建物ですね。
ミレニアム・ブリッジ
さて、上のフォトを撮った位置から振り返ると、橋が見えます。これが歩行者専用の 「ミレニアム橋」 です。ハリー・ポッターを見たことある方は、この橋が崩れ去るところを観たことがありますよね(笑)。橋からセントポール寺院の方向を見ると、以下のように見えます。
テート・モダン
この橋の逆側には、以下のような建物があります。「テート・モダン」 という現代美術館です。昔、「バンクサイド発電所」 だった建物をそのまま改造し、上にガラス張りの建物を乗せた構造になっています。中の発電機があった部分のホールは、異常に高い天井が感動的です。最上階のレストランからの眺望は一見の価値があります。
テートモダン から東側に少し歩くと、以下の 「シェークスピア・グローブ劇場」 があります。シェークスピアの劇を観ることができます。
もう少し東に行くと、以下の 「ゴールデン・ハインド号」 が見られます。
バラ市場
この船のすぐそばに、電車の高架下のようなエリアがありますが、良く見たら以下のような看板があります。「バラ市場」 で、ここは おすすめです!ちなみに花のバラが売っているわけではなく、場所の名称が Borough で、 ボロー・マーケット ではなく、バラ・マーケット と発音します。
市場なので、以下のような魚や、チーズといった食材のお店もあります。
が、何と言ってもここの おすすめは、以下のような屋台の食べ物屋さんです。屋台村のようになっているエリアがあり、そこで様々な B級グルメを食べることができます。さすが皆さん良く知っていて、多くの海外からの観光客も来ています。
パンに何かを包んで売っていたり、チーズをどっさり入れてくれたり、以下のような ジャーマン・ソーセージ の店もありました。(でもビールは無かったと思います・・) とっても熱気があって、おいしいものを手当たり次第食べることができますので、是非訪れてみてください。
THEシャード
さて、その バラ市場から抜け出したら見えてくるのが、ロンドンの新しい観光名所 「THEシャード」 です。フォトを見ていただければ分かる通り、三角のクリスタルのような非常に印象的なスタイルで、2012年に完成して依頼、ロンドンの新しいランドマークになっています。ちなみにヨーロッパで一番高いビルとのことです。
中には シャングリ・ラ・ホテル も入っています。87階建てで、展望台もあります。が、30ポンドと 5000円以上しますので、ちょっと思い切りが必要ですが、その景色は折り紙つきです。(学生割引はありました) すぐ横には、シャードのオフィス・ビルもあります。
ロンドン・ブリッジ
シャードは 「シャード・ロンドン・ブリッジ」 とも呼ばれる通り、すぐそばにロンドン・ブリッジ があります。そこから見る シャード の雄姿もまた見事です。ロンドン・ブリッジといえば、あの歌を思い出しますね。「ロンドン橋落ちる、落ちる・・・」 あれ?ちょっと待ってよ、ロンドン・ブリッジって、一番上のトップのフォトじゃなかったっけ? と思った方もいらっしゃると思いますが、違います。トップのフォトは 「タワー・ブリッジ」 でロンドン・ブリッジではありません。(私も最初誤解していましたが)ロンドン・ブリッジは以下のような普通の橋です。
しかし、そのロンドン・ブリッジからは、タワー・ブリッジが一番良く見えます。以下のフォトが、ロンドン・ブリッジからタワー・ブリッジを撮ったものです。後でこちらも渡ってみましょう。
ロンドン・ブリッジを渡ると、以下の 「モニュメント」 があります。1666年に起きたロンドン大火からの復興を記念した塔になります。(登れるらしい?)
シティ
このあたりは、いわゆるロンドンの 「シティ」 と呼ばれる金融街になります。以下のように近代的なビルが立ち並び、最先端のビジネスの街なんだなぁと、実感します。ちなみに右の方にある卵のようなガラス張りのビルは 「30セント・メリー・アクス」 で、これまた新しいロンドンの新名所になっています。愛称は 「ガーキン」 (キュウリ)と呼ばれているそうです。
タワー・ブリッジ
「タワー・オブ・ロンドン」 の横を通ると、先ほどの 「タワー・ブリッジ」 を渡ることができます。昔はこの橋は、少し大きな船が通る時には橋の真ん中が跳ね上げて通したそうです。その駆動エンジンも見ることができます。
「シャーロック・ホームズ」 の映画にも出てきましたが、印象的な橋ですよね。
最近このタワー・ブリッジの上の架け橋を渡れるようになって、それが新しいロンドン名物になっているそうです。下がガラス張りになっていて、結構怖いとのことで、私は遠慮しました。高いところが好きな方は、是非どうぞ。
シティ・ホール
タワー・ブリッジからシャードの方向を見ると、以下のように見えます。左側のヘルメットのような丸い建物は、ロンドンの庁舎である 「シティ・ホール」 で、こちらもロンドンの新しい観光名所になっています。こういったカッコ良い近代的ビルが増えて、ロンドンの新しい顔になっていますね。
バッキンガム宮殿や、ウエストミンスター寺院など、ロンドンの定番観光地も良いですが、このロンドンの東側も新しい観光名所が増えて活気にあふれていますので、是非訪れてみてください。